結婚記念日の名称で有名なのが、銀婚式と金婚式。結婚25周年を祝うのが銀婚式で、結婚50周年を祝うのが金婚式です。この有名な銀婚式や金婚式という呼び名以外にも、結婚記念日の名称はあるのです。結婚記念日を祝うのに、このような名称があると少し楽しくなりませんか?結婚1周年の記念日はなんと呼ぶのか、2周年はどうか……ここではそんな呼び名を紹介していきます。呼び名を知って結婚記念日を楽しく迎えましょう。これに合わせて結婚記念日にまつわる歴史や贈り物のアイデアも紹介していきますので、これを参考に結婚記念日を2人で祝ってみてはいかがでしょうか。
銀婚式・金婚式以外の結婚記念日の呼び名について
結婚記念日には、1年目から60年目にかけて次のような名称がつけられています。
・1年目:紙婚式(かみこんしき)
・2年目:藁婚式(わらこんしき)
・3年目:革婚式(かわこんしき)
・4年目:花実婚式(かじつこんしき)
・5年目:木婚式(もっこんしき)
・6年目:鉄婚式(てつこんしき)
・7年目:銅婚式(どうこんしき)
・8年目:ゴム婚式
・9年目:陶器婚式(とうきこんしき)
・10年目:錫婚式(すずこんしき)
・11年目:鋼鉄婚式(こうてつこんしき)
・12年目:絹婚式(きぬこんしき)
・13年目:レース婚式
・14年目:象牙婚式(ぞうげこんしき)
・15年目:水晶婚式(すいしょうこんしき)
・20年目:磁器婚式(じきこんしき)
・25年目:銀婚式(ぎんこんしき)
・30年目:真珠婚式(しんじゅこんしき)
・35年目:珊瑚婚式(さんごこんしき)
・40年目:ルビー婚式
・45年目:サファイア婚式
・50年目:金婚式(きんこんしき)
・55年目:エメラルド婚式
・60年目:ダイヤモンド婚式
結婚記念日を祝う風習はイギリスから伝わった
結婚記念日を祝う風習は、イギリスから伝わったとされています。初めのうちイギリスでは、結婚して5年・15年・25年・50年・60年といった節目の年にだけ記念日を祝っていました。一方の日本は、夫婦よりも「家」を重んじる風習があったため、結婚記念日をお祝いする感覚はもともと薄かったようです。しかし、この風習が伝えられたことがきっかけで、日本にも結婚記念日を祝う文化が根づき、お祝いをする回数が格段に増えました。これらの結婚記念日の名称は、国によって異なります。銀婚式や金婚式だけでなく、様々な結婚記念日がありますから、2人でお祝いをして夫婦の絆を深めましょう。
結婚記念日の名称にちなんだ贈り物をしよう
結婚記念日の呼び名にちなんだ贈り物をするというアイデアがあります。例えば、5年目の木婚式には名前入りの箸や木製の写真立てを、10年目の錫婚式にはアクセサリーをプレゼントするといったものです。贈り物に一工夫を加えると、ステキな思い出になりますし、夫婦の絆も深まるでしょう。
以上、結婚記念日の名称と歴史、それから贈り物のアイデアについて紹介してきました。これを参考に、結婚記念日を楽しく祝ってみてはいかがでしょうか。