今さら聞けない!婚約指輪と結婚指輪の違いとは?

結婚準備

「婚約指輪」とは婚約時に男性から女性に贈る指輪を、「結婚指輪」とは結婚式で交換するペアリングを指します。ここでは婚約指輪と結婚指輪の違いを、デザインや価格といった面からご紹介します。

婚約指輪は婚約を記念して贈られる指輪


婚約指輪とは、男性から女性へ向けて、婚約を記念して贈る指輪のことです。「エンゲージリング」とも呼ばれています。デザインは永遠の愛を象徴するダイヤモンドがあしらわれているものが定番です。婚約指輪は、結婚式前日までは左手の薬指にはめ、結婚式当日は右手の薬指にはめておきます。そして、結婚式の後は結婚指輪と重ねるように左手の薬指にはめます。
これまでは、プロポーズの前に男性が指輪を購入して渡していました。最近では、2人の好みに合うように、プロポーズの後に一緒に買いに行くカップルもいます。婚約指輪の代わりにペアウォッチやアクセサリーを選ぶカップルも多く、時代とともに考え方が少しずつ変化しています。

結婚指輪は結婚式で交換される指輪


結婚指輪とは、結婚式で2人が交換するおそろいの指輪のことです。「マリッジリング」とも呼ばれています。こちらの結婚指輪は、既婚者であることを周囲に伝えるために、日常的に身につけるものです。常に身につけているものですので、プラチナやゴールドを使ったもので、シンプルかつ体に馴染むデザインが定番です。ワンポイントとして宝石が埋め込まれたタイプも人気があります。婚約指輪と結婚指輪がセットになり、重ねづけを楽しめるデザインのものもあります。

婚約指輪と結婚指輪の価格は約3倍も違う


婚約指輪の平均価格は30万円前後です。一方、結婚指輪はペアで20万円前後となります。指輪1本あたりに換算すると、婚約指輪は結婚指輪の約3倍の価格です。
昨今では婚約指輪を渡さないカップルも増えています。非常に高価ですし、婚約指輪をつける機会も少ないですので、婚約指輪を買う分のお金を新婚旅行に使ったり、生活費にあてたりするほうがよいと考えているようです。しかし、プロポーズのときに男性から婚約指輪を贈られたいと考える女性も少なくありません。婚約指輪や結婚指輪は、一生の中でそう何度とない記念の贈り物でもあります。お互いが納得できる選択をしましょう。


ここまで婚約指輪と結婚指輪の違いについて紹介してきました。その違いはもうお分かりですね?婚約指輪(エンゲージリング)は高価なもので、婚約記念に贈るもの。結婚指輪(マリッジリング)は結婚式で指輪交換に使い、日常的に身につけるものです。


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