祝辞・乾杯の発声の依頼はどうしたらよい?

披露宴 演出

結婚式披露宴では祝辞、乾杯の発声が必要

結婚式披露宴を行うなら、祝辞や乾杯の発声は、どなたかにお願いしなくてはなりません。結婚式に向けて準備をしているプレ花嫁さん、プレ花婿さんの中には、祝辞や乾杯の発声を依頼すること自体は分かっているものの、「誰に」、「いつまでに」、「どのようにして」依頼すればよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するために、ここでは祝辞や乾杯の発声を依頼する相手や、依頼の時期、依頼する手順について、またお願いした方へのお礼の方法についても紹介していきます。

祝辞や乾杯の発声は「誰に」依頼すればよい?

祝辞は、新郎側と新婦側の主賓から1人ずつにお願いするのがベストですが、結婚式の進行との兼ね合いで、新郎側に祝辞を、新婦側に乾杯の発声をお願いするケースが多くなってきています。
それではまず、結婚式の祝辞と乾杯の発声を「誰に」依頼するべきか説明していきます。

結婚式の祝辞を依頼する相手

祝辞は、ゲストのなかで最も社会的地位が高い、主賓の方にお願いするのが一般的です。職場の上司や学生時代の恩師といった方にお願いしましょう。
最も多いのが職場の上司に依頼するケース。普段の仕事ぶりなどについて紹介してもらうことができます。

結婚式の乾杯の発声を依頼する相手

祝辞を新郎側の主賓にお願いした場合、乾杯の発声は新婦側の主賓にお願いしましょう。祝辞の際と同様に、職場の上司に依頼することが多いです。

身内だけで小さく結婚式を行う場合

お仕事関係の方を呼ばないようなカジュアルな雰囲気の式であれば、祝辞や乾杯の発声は、幼なじみや友人といった親しい方に依頼します。

「いつまでに」祝辞や乾杯の発声を依頼すればよい?

祝辞や乾杯の発声を依頼された主賓の方は、話す内容を考えて、それを基に練習をすることになるでしょう。そのため、準備・練習期間として少なくとも3ヶ月前までにお願いするのがマナーです。

「どのように」祝辞や乾杯の発声を依頼すればよい?

さて、「誰に」、「いつまでに」お願いすればよいか分かったところで、気になるのは依頼の手順。「どのように」依頼をするのか見ていきましょう。

結婚の報告と、結婚式に参加してもらえるかどうかの確認

まずは、結婚の報告をしましょう。結婚の報告をする時期の目安としては結婚式の6ヶ月前頃です。報告とともに、結婚式の日程を伝え、可能であれば参加してもらえるかどうかの確認をしてください。
報告の際は、必ず直接会って伝えてください。何らかの理由があって直接伝えるのが難しい場合には、メールではなく、電話や手紙を利用するとよいでしょう。

3ヶ月前までに祝辞や乾杯の発声の依頼

結婚式に参加してもらえることになったら、結婚式の3ヶ月前までの間に、祝辞や乾杯の発声の依頼をしましょう。快く引き受けてもらえるときもありますし、場合によっては断られてしまうこともあります。断られてしまったときは、しつこくお願いするよりも、別のゲストに依頼するなど、無理のないように対応しましょう。

依頼したゲストへのお礼について

結婚式で祝辞や乾杯の発声を依頼したゲストには、当日に謝礼を渡すことをお忘れなく。「お車代」として現金1~3万円程度を包んで渡すか、あるいは、行きと帰りのハイヤーを手配します。
カジュアルな雰囲気の式で、幼なじみや友人に簡単な祝辞を依頼したときには、商品券や新婚旅行のおみやげをお渡しする程度でも差し支えありません。


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