結婚式の写真を撮ってもらう候補は3パターン
結婚式を挙げるお二人やそのご家族は、結婚式当日の思い出となる一瞬一瞬を写真に収め残しておきたいと思うでしょう。
結婚式の写真は誰に撮ってもらうのがよいのでしょうか。写真撮影をお願いする候補としては、式場カメラマンと外部カメラマン、それから友人などが考えられます。それぞれのメリットやデメリット、費用相場について見ていきましょう。
式場カメラマンに写真を撮ってもらう場合
式場カメラマンとはその名の通り、結婚式場と契約を結んでいる写真会社や個人カメラマンのことです。結婚式場のプランナーと結婚式について打ち合わせをしている中でほぼ必ず説明され、撮影を依頼するかどうか選択することとなります。また、場合によっては選択の余地なく式場カメラマンに依頼することとなる式場もあるかも知れません。
それでは、式場カメラマンに依頼した場合のメリットやデメリット、費用相場について紹介していきます。
式場カメラマンに頼むメリット
式場によっては、式場カメラマンのみが立ち入ることのできるスペースが決められていることがあります。例えばチャペルの祭壇の上や、控室などです。こういったシーンの撮影はあらかじめ設置された固定カメラで目立たないように撮影することもあり、式場カメラマンの写真とセットになっていたりします。
絶好の位置で写真を残すことができるのは、式場カメラマンに依頼した人だけの特権と言っても過言ではないでしょう。
式場カメラマンに頼むデメリット
デメリットとしては、カメラマンの力量を見てから依頼することができないことが挙げられます。結婚式場が手配するので、ときにはカメラマン経験の浅い人に依頼することになってしまうこともあるでしょう。
式場カメラマンに頼む際の費用相場
式場カメラマンに依頼すると、かかる費用は約15万円程度です。説明はないかも知れませんが、その料金の中にはカメラマンから式場に支払われる仲介手数料も含まれており、やや高めの設定になっています。
外部カメラマンに写真を撮ってもらう場合
結婚式場で紹介されるカメラマンでなく、自分たちでカメラマンを探し、依頼することもでき、実際に多くの業者が存在します。
外部カメラマンに写真を撮ってもらうメリットやデメリット、費用相場について紹介していきます。
外部カメラマンに頼むメリット
式場カメラマンとは違い、カメラマンの技術を確かめてから依頼できることが大きな魅力です。そういった業者にコンタクトをとれば、撮影実績やこだわりなどをアピールしてくれるはず。
確かなカメラマンを探すことができれば、思い出に残る一瞬を、希望に近い形で逃さず写真に収めてくれるでしょう。
外部カメラマンに頼むデメリット
外部のカメラマンなので、依頼する式場では初めて撮影するということもあるでしょう。その場合、式場内のベスト撮影スポットを知らないということがデメリットになります。
また、式場によっては、外部カメラマンに依頼すると別途料金がかかったり、外部カメラマンの立ち入りができない場所があったり、そもそも外部カメラマンの受け入れが不可能だったりします。
外部カメラマンに頼む際の費用相場
外部カメラマンに依頼すると、約10万円かかります。式場カメラマンよりは安く済みますが、式場が外部カメラマンの受け入れをしているかどうか、外部カメラマンの入場に別途お金がかかるかどうかを、事前に確認しておきましょう。
友人に結婚式の写真撮影を頼む場合
写真にこだわりのない場合や、とにかく費用を節約をしたい場合には、写真を撮るのが得意な友人などに、カメラマン役をお願いするという手もあります。
友人に写真を撮ってもらうメリットやデメリット、費用相場について見ていきましょう。
友人に写真撮影を頼むメリット
撮影を友人に頼むことができれば、費用を大幅に安く済ますことができます。
また、カメラマンが友人ということから、リラックスした写真を撮ってもらえたり、どういう写真を撮ってほしいかといったこともより気軽にリクエストできたりするというメリットがあります。
友人に写真撮影を頼むデメリット
プロのカメラマンとは異なり、写真撮影に万一失敗した場合でも、保証はありません。アングルや手振れなどで失敗してしまうこともあるでしょう。また、カメラの設定がくるっていたために撮れていなかった、などということも起こりうることを前提にしておかなければなりません。
また、失敗しないようにと過度な要求をすると、撮影担当の友人の負担が大きくなってしまいます。その結果、新郎新婦へのわだかまりを感じ、結婚式後に関係が悪化することも…。写真にこだわりがある場合には、プロのカメラマンにお願いしましょう。また、負担を分散させるために複数の友人に依頼しておくのも方法の一つです。
友人に写真撮影を頼む際の費用相場
節約するために友人にお願いしたと言っても、何も渡さないわけにはいかないでしょう。
カメラマンをお願いされると、ゆっくりと食事することもできませんし、新郎新婦や周りの方に気を遣うことにもなります。このように、当日の撮影には相当な負担がかかりますから、少なくともお礼として1万円は包むとよいでしょう。