ここまで、新郎謝辞の原稿を書く際のポイントを見てきました。それでは新郎謝辞の文例を2つ紹介していきます。
★新郎謝辞の文例1 【仕事関係の出席者が多い場合】
本日はご多用のところ、私たちの披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございます。皆様よりたくさんのお祝いのお言葉を賜りまして、これからの結婚生活に身が引き締まる思いです。人生の先輩方からの叱咤激励を胸に、(新婦名前)とともに幸せな家庭を築いていきたいと思います。
また、披露宴にあたり乾杯の音頭をとっていただいた〇〇様、スピーチをいただいた○○様、ご多用のところお引き受けいただき、感謝申し上げます。皆様にお祝いしていただいたなか、スタートするこの新生活を守るためにも、今後より一層職務に励む所存です。どうぞこれからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
そして、(新婦名前)を育て守ってくださったお義父さん、お義母さんにも、今感謝の気持ちでいっぱいです。これからは二人で人生を歩み、温かい家庭を育んでいきたいと思いますので、どうぞ見守っていてください。また、本日の披露宴を支えてくださった会場スタッフの皆様にも御礼申し上げます。
このように、私たちは多くの方々に支えられ、今日この日を迎えることができました。感謝の気持ちを忘れず、これからは妻とともに、歩んでいきたいと思います。若輩者の二人ではありますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。本日は、誠にありがとうございました。
★新郎謝辞の文例2【友人の多いカジュアルな披露宴の場合】
今日、僕たちは無事に結婚披露宴をおこなうことができました。ご多用のところ、駆けつけてくれたみなさまに感謝いたします。たくさんのお祝いのお言葉、励まし、アドバイスをいただくなか、これから(新婦名前)とともに新しい家庭を作るんだという実感がわいてきました。未熟な二人ではありますが、温かく見守っていただけると嬉しいです。
ときにはケンカをすることもあるかもしれません。そのときは、みなさまからのありがたいアドバイスを参考に、お互いに思いやりを持って、その都度話し合い、仲直りしてうまくやっていけたらと思います。そして、これまで(新婦名前)をいつくしみ、育ててくださったお義父さん、お義母さん。これからは僕と(新婦名前)で新たな道を歩むことになります。お義父さんやお義母さんのように(新婦名前)を大切にし、新たな家庭を築いていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、このような思い出に残る披露宴を支えてくださった会場スタッフのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんの方が僕たちを見守り、支えてくれているということを忘れず、(新婦名前)とともに温かな家庭を築いていきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。
新郎謝辞の原稿を書く際のポイントと、新郎謝辞の文例です。結婚式の最後を飾る新郎謝辞。伝えるべきことを伝え、結婚式を感動のもとに締めくくりましょう。ここで紹介した書く際のポイントと文例を参考に、新郎謝辞の原稿を考えてみてはいかがでしょうか。
伝えるべき内容を押させて、自分達らしい言葉で伝えられたら素敵ですね。