"結婚式という晴れ舞台を絶対成功させたいと考え、仕事の合間を縫って、あるいは寝る間を惜しんで準備を進める新郎新婦も多いのではないでしょうか。しかし、どれだけ入念に準備をしていても、思わぬアクシデントが起こってしまうこともあります。これを聞くと「じゃあ、あとは『なるようになれ』と考えるしかないの?」と考える方もいらっしゃるでしょう。それは違います。あらかじめどんなアクシデントが起こるかを知っておけば、それらへの対策ができます。対策を立てることで、アクシデントが起こる可能性をゼロに近づけることができるのです。ここでは結婚式で起こるアクシデントについて紹介していきますので、それを参考にアクシデントへの対策を考え、結婚式の準備を進めてみてはいかがでしょうか。
結婚式の開始時間を間違えて記載するアクシデント
招待状を自作する方に特に注意していただきたいのが、開始時刻の記載ミスです。ゲストに誤った集合時刻を伝えてしまうと、結婚式場の延長料金が発生したりゲストに迷惑をかけてしまったりと、大きなアクシデントになってしまいます。日時については間違えないよう注意しましょう。ウエディングプランナーとの打ち合わせで念入りに確認しておくとともに、招待状を封筒に入れる前に、必ず日時のチェックをしてください。
スピーチの原稿を自宅に忘れてしまうアクシデント
主役の新郎新婦には、謝辞や手紙の朗読といったようにスピーチをする機会がいくつかあります。ほとんどの方はスピーチの原稿を作り、それを見ながら練習するでしょう。しかし大役を務める緊張からか、練習に使っていた謝辞の原稿や手紙をそのまま自宅に忘れてきてしまうというアクシデントがあるのです。当日に忘れ物をしないためにも、あらかじめ持ち物リストを作成しておきましょう。当日は余裕を持って早めに起床し、持ち物リストをゆっくりと確認する時間を作ると安心です。
結婚指輪が薬指に入らないアクシデント
結婚指輪が左手の薬指に入らないというアクシデントもあります。会場が笑いに包まれればよいですが、気まずい雰囲気になってしまうこともあるので、避けたいアクシデントの1つでしょう。
結婚式で交換する指輪は、余裕を持って3ヶ月前頃に購入します。そのため、結婚式当日に指輪のサイズが合わなくなってしまうケースが少なくありません。注文した指輪が仕上がったら、必ず試着をおこないましょう。その後は、結婚式までに指のサイズが変わっていないかどうか、定期的に確認する機会を設けてください。また、手のむくみにより指輪が入らなくなることもありますから、当日はマッサージなどのむくみ対策をしておきましょう。
結婚式中にお酒を飲み過ぎてしまうアクシデント
飲み過ぎて失敗してしまうというアクシデントもあります。友人をはじめとする多くの方から祝福を受け、気持ちの高まりで飲み過ぎてしまわないよう注意しましょう。酔いが回りやすい方はお酒と合わせて水を飲んだり、お酒を一口だけにとどめたり、飲み過ぎを防ぐための対策をしてください。特に新郎は結婚式の終盤で挨拶が控えています。飲み過ぎないように心がけましょう。
以上、結婚式で起こるアクシデントについて紹介してきました。アクシデントの例を参考に、自分たちの周りで起こりそうなアクシデントを考えて、それらへの対策を立ててください。思いつく限りアクシデントを想定し、しっかりと準備を整えて、最高の結婚式を迎えましょう。"