海外挙式のメリットやデメリットを知りたいと思っても、周りに海外で結婚式を挙げた方がいないという新郎新婦も多くいらっしゃるでしょう。そこで、ここでは海外挙式のメリットとデメリットを紹介していきます。これを参考に海外挙式にするのかどうか考えてみてください。
海外挙式のメリット
まずは、海外挙式のメリットについてです。ここでは日本での挙式と比べた場合のメリットを紹介しますので見ていきましょう。
素敵なウエディングフォトが撮影できる
海外の風景を美しくおしゃれだと感じる方がほとんどでしょう。海外挙式ではそうした風景を楽しむことができます。フォトジェニックなロケーションと、ドレスアップした新郎新婦の姿をとらえたウエディングフォトやウエディングムービーは、一生の思い出となるに違いありません。
海外ならではの文化を楽しめる
海外の結婚式には素敵な文化があります。例えば、「ブライズメイド」があります。ブライズメイドとは、新婦をサポートする女性のことです。事前に新婦が家族や友人の中から、ごく近しい方にお願いしておきます。こうしたサポート役は新婦側だけでなく、その男性版として「アッシャー(グルームズマン)」という新郎のサポート役もあります。新郎新婦が特に親しい友人にブライズメイトやアッシャーをお願いすれば、さらに仲が深まりますし、素敵な思い出になります。国内の挙式では周りの目を気にして、できないことでも、海外挙式なら気恥ずかしさなく取り入れることができるでしょう。
現地でハネムーンや家族旅行ができる
海外挙式のついでに、現地でハネムーンや家族旅行を楽しめるのもメリットの1つです。結婚式を終えた後は、1日家族旅行・残りを新郎新婦でハネムーンといったように観光を楽しめます。このように、海外挙式にすると親を海外旅行に連れていけるので、親孝行ともなります。また、両家の親が一緒に過ごすことになりますので、これを機に両家の仲を深めることもできるでしょう。
海外挙式のデメリット
次に、海外挙式のデメリットについてです。こちらも日本で挙式するのと比べて、マイナスとなる要素について紹介していきます。
結婚式場の下見や料理の試食ができない
日本で挙式する場合には、下見や料理の試食を通して結婚式場を選びます。実際に自分たちの目で見て、舌で感じて納得のいく式場を選ぶことができるというわけです。ところが海外で挙式する場合には、現地まで行って結婚式場を選ぶというのは難しいでしょう。そのため、ホームページの写真でイメージしていたのと違うと感じることもあります。
たくさんのゲストを招待できない
海外挙式の場合は、多くのゲストを招待することはできません。ゲストには旅行代金も負担となりますし、日程的に仕事を休めないという場合もあります。このように費用面・日程面を考えると、友人をたくさん呼ぶのは不可能でしょう。ゲストは多くても10人程度で、少人数の結婚式となります。
現地スタッフの手厚いサポートが欠かせない
海外出張をよくする方などは別として、海外挙式をする方の多くは慣れない地で結婚式をおこなうことになります。多くの場合は下見もしませんし、英語がペラペラというわけではないでしょう。そこで、海外挙式を成功させるためには、現地スタッフの手厚いサポートが不可欠です。国内での挙式以上に慎重に、信頼できるブライダル業者を選ぶ必要があります。
以上、海外挙式のメリットとデメリットについて紹介してきました。「海外挙式をしたい」と思った方や、「準備が大変そうだな」と感じた方がいらっしゃると思います。これを参考に、新郎新婦でしっかりと話し合い、お互いが希望するスタイルの結婚式を選択してください。