「結婚式をしない予定ではあるけれど、海外の挙式には憧れる」と感じている方、あるいは「海外挙式には憧れるけれど、できるだけ安く済ませたいから国内で挙式する」と考えている方がいらっしゃるかもしれません。安く済むなら海外挙式をしたいと考えている方のために、海外で結婚式を挙げる際の費用を抑えるポイントを紹介していきます。
挙式費用を節約する
挙式費用を節約する方法には、以下の3つがあります。
①こだわりはピンポイントにする
結婚式では、こだわればこだわるだけ費用がかかります。挙式の基本料金で選べるドレスや料理は決まっていますので、納得のいかない場合にはグレードアップが必要になります。そうして、オプションを増やしていくと費用が高くなっていくのです。そのため、費用を抑えるためには、1番こだわりたいところにだけ力を入れるという方法です。
②「持ち込み」をする
国内と同様に、海外挙式の場合も「持ち込み」は節約術として常套手段です。会場で借りるよりも持ち込むほうが、費用負担が少なく済みますので、持ち運べるもの・用意できるものは「持ち込み」をしましょう。会場装飾やドレスを日本で買ったり作ったりしてはいかがでしょうか。
③新郎新婦だけで挙式する
ゲストを呼ばずに新郎新婦だけで挙式する方法もあります。この方法なら披露宴やパーティーはする必要がありませんので、安く済みます。
旅行代金を節約する
旅行代金を節約するには、以下に挙げる3つの方法があります。
①安い地域を選ぶ
飛行機のチケットやホテルの宿泊費なども考えると、どの地域を選ぶかで費用が大きく変わってきます。例えば、ハワイは人気ではありますが、他の地域よりも費用が高くなります。一方、グアムやサイパンは日本からの距離が近いので、費用を安く抑えることができます。また、アジアであればバリなど物価が安い国も多いですので、滞在費を抑えることができます。
②オフシーズンや、割安な時間帯を狙う
海外渡航はシーズンによって料金が高くなるものです。そこで、多くの方が休暇となるGW・お盆・年末年始と被らない時期に設定すると費用を抑えられます。さらに、海外で挙式をする時間帯についても注意してください。平日や早朝に挙式すれば割安となります。このように、オフシーズン・割安な時間帯を狙うことで費用を大きく抑えられるでしょう。
③ランクを落とす
海外挙式やハネムーンをするのだから、飛行機の座席はエコノミークラスでなくビジネスクラスに、ホテルはいつもよりも高級なところにしたいという気持ちもわかります。しかし、費用を抑えたいというのであれば、こうしたところでランクを落としましょう。
以上、海外挙式の費用について詳しく説明してきました。挙式の費用相場は100万円~120万円ほど、旅行代金の相場は50万円~80万円ほどと考えると合計200万円ほどで海外挙式は可能なのです。この金額であれば、国内で挙式してハネムーンに行く場合と、そこまでの差はありません。場合によっては海外挙式のほうが安く済むということもあります。こう考えると、海外挙式は選択肢の1つとなるはずです。これを参考に、海外で挙式するかどうか考えてみてはいかがでしょうか。