「いつもありがとう」「この前は助かったよ」
そんな気持ちを伝えるタイミングって、意外と日常にあふれています。
でも、いざ「ちょっとしたお礼をしたい」と思っても、何を選べばいいか悩むことってありませんか?
しかも、贈る相手がお菓子を控えていたり、すでに他の人から甘いものをもらっていたりすると、定番のお菓子ギフトだけではなんとなく物足りなく感じることも。
今回は、そんな“お菓子以外”で選ぶ、気の利いたお礼ギフトのアイデアを、実体験も交えてご紹介します。
気持ちを届けるなら、“ちょっとひねった”贈りものを
以前、職場の同僚が急な対応を代わってくれて、どうしても何かお礼がしたかったことがありました。
最初はクッキーの詰め合わせやチョコレートを考えたのですが、「なんだか当たり前すぎるかも…」という思いが拭えず、ギフト選びに手が止まりました。
そんなときふと、「この人の“日常”にそっと寄り添えるものがいいかもしれない」と思い直しました。
忙しい毎日にちょっとした癒しをくれるもの、思わず笑顔になれるもの。
それが結果的に、相手の心に残る“ありがとう”になる気がしたんです。
贈りものって、ものそのものよりも「選んでくれた時間」や「自分のことを考えてくれた気持ち」が嬉しいんですよね。
だからこそ、少しだけ“ひねり”を効かせたセレクトが、じんわりと心に響く贈り方になるのかもしれません。
お菓子以外で“ちょうどいい”お礼ギフトアイデア
1. 香りで癒す「おしゃれな入浴剤」
疲れた体をほぐしてくれるバスタイムに、ちょっとリッチな入浴剤は想像以上に喜ばれます。
「自分では買わないけどもらったらうれしい」という声もよく耳にします。
個包装のものなら気軽に渡しやすく、見た目も可愛いものが多いのでギフトにぴったり。
2. デザイン性のある「タオルギフト」
意外と盲点だけど、もらってうれしいのがタオル。
ふわっとした質感や、インテリアに馴染むカラーのものなら、「気が利いてるね」と感じてもらえるはず。
使うたびに贈ってくれた人のことを思い出すという点でも、じわじわと嬉しさが残る贈りものです。
3. カフェタイムに寄り添う「ドリップコーヒーや紅茶」
コーヒーや紅茶も“お菓子じゃないけど癒されるギフト”の定番。
個包装タイプのドリップコーヒーや、香り高いティーバッグなら職場でも自宅でも活躍します。
「これ飲みながら、ほっと一息ついてね」と一言添えるだけで、ぐっとあたたかい印象になります。
4. 暮らしに彩りを添える「プチ観葉植物」
植物好きの方には、小さめの観葉植物もおすすめ。
最近は水やりが少なくて済む種類も多く、初心者でも育てやすいものが増えています。
デスクやキッチンの片隅にちょこんと置けるサイズ感が◎。
5. 実用性抜群の「ふきんやキッチンアイテム」
消耗品だけど、自分ではなかなか良いものを選ばない――
そんなキッチン周りの小物もギフト向き。
例えば、柄が可愛いふきんや、天然素材のスポンジなどは、贈ったあとに「これ、すごく使いやすかった!」と感想をもらうことも多いです。
ギフト選びで迷ったときの“3つのヒント”
相手の生活スタイルをちょっとだけ想像してみる
「お仕事が忙しそうだな」「最近体調を崩していたみたい」
そんな何気ない観察が、ギフト選びのヒントになります。
贈る側の“気づき”が、喜ばれるポイントに。
「負担にならないサイズ感」を意識する
ちょっとしたお礼こそ、かさばらないものがベスト。
持ち運びしやすく、すぐに使えるもののほうが、気軽に受け取ってもらえます。
自分でも使って「本当にいい」と思えたものを選ぶ
贈りもの選びに迷ったら、一度「自分だったらこれもらって嬉しいかな?」と想像してみるのもおすすめです。
実際に自分で使ってみて「これ、すごくよかった」と感じたものなら、自然と自信を持って渡せますよね。
“リアルな体験”をベースにしたギフトは、口コミのような信頼感があって、受け取る側もきっと嬉しいはず。
ちょっとしたお礼こそ、そういう“確かな気持ち”が込められたものがじんわり伝わります。
誰に贈るかで変わる、“ちょうどいい”ギフトのかたち
ちょっとしたお礼といっても、相手との関係性や距離感によって、選ぶものは少しずつ変わってきます。
「家族・友人・職場の人・取引先」……シーンごとに“ちょうどよさ”って微妙に違うからこそ、ギフト選びは奥深い。
百福では、そうした“関係性のニュアンス”を大切にしながら、気持ちが伝わるギフトを揃えています。
いくつかのシーン別に、選び方のヒントをご紹介します。
家族や親しい友人に
日常使いできて、ちょっと気分が上がるものがおすすめです。
例えば、肌ざわりの良いタオルや、香りを楽しめるバスグッズなどは、自分ではなかなか選ばないけど、もらったら嬉しいアイテム。
実用性と“ちょっと特別感”のバランスがポイントです。
お世話になった職場の方へ
ビジネスシーンではかさばらず、気を遣わせないものが好まれます。
シンプルで上品な雑貨や、個包装のドリップコーヒー、見た目も美しいふきんなどは、性別や年代を問わず贈りやすいアイテム。
「お疲れさまでした」「ありがとうございました」と気軽に伝えられるサイズ感も◎。
久しぶりに会う知人・ご近所さんへ
ちょっとした立ち話や偶然の再会。そんなときに渡せるのは、受け取りやすく、あとに残らない消耗品が最適。
キッチン周りの便利グッズや、使い切れるバスソルトなど、“重くない気配り”が自然と伝わります。
目上の方や取引先など、丁寧な印象を大切にしたい相手に
落ち着いた色味や上品な素材感のあるギフトがおすすめです。
ブランドのタオルセットや、洗練されたパッケージの生活雑貨など、きちんと感を保ちながらも「ささやかさ」を忘れないラインナップを意識してみてください。
贈る相手を想いながら選ぶ時間も、ギフトの一部。
「ちょうどいい」が見つかったとき、その瞬間から、気持ちはもう届き始めているのかもしれません。
さいごに|“ありがとう”を贈るって、思っているより素敵なこと
高価なものじゃなくてもいい。
ちょっとした気遣いや感謝の気持ちを「形にすること」そのものが、もう素敵なギフトです。
自分が誰かから贈りものをもらったときのことを思い出すと、
「ちゃんと見てくれてたんだな」「気にかけてくれてたんだな」って、じわっと嬉しくなりますよね。
そんなやりとりが、誰かの一日をやさしく照らすきっかけになりますように。
百福では、そんな“ちょっとした幸せ”を届けるお手伝いをしています。