引き菓子に限らず、結婚式全体にいえることではありますが、「新郎新婦の自己満足」と列席者に思われるようなことは、何よりもやってはいけません。新郎 新婦だけでなく、列席者もいっしょになって、みんなで楽しく、喜ぶことができ、幸せを感じられるものであること。これが、結婚式で最も大切にするべきポイ ントです。
引き菓子においても、新郎新婦の自己満足にすぎないものはNGと心得ておきましょう。引き菓子は食べ物なので、たくさんいる列席者の中には、好き嫌いが 出てしまうかもしれません。これは、ある程度仕方のないことです。けれど、自分が嫌いな食べ物が引き菓子に出されたからといって腹を立てるような列席者は 少ないはずです。重要なのは、どれだけその引き菓子に感謝の気持ちが込められているかです。それさえ伝われば、たとえ嫌いな物であったとしても、列席者は 喜んでその引き菓子を受け取ることでしょう。
また、引き菓子に生ものを出すのもNGです。暑い夏場などは、持ち帰る間に傷んでしまうかもしれません。加えて、これは引出物にもいえますが、重すぎたり、かさばりすぎる引き菓子を渡すのも、やってはいけないことの一つと覚えておいてください。