より楽しく思い出に残る結婚式に
多くのゲストを招いて行う結婚式、新郎、新婦としてはできるだけ全てのゲストの方々と歓談などをしておもてなししたいですが、当日の新郎新婦は忙しく、そういうわけにもいきません。
ですが、ゲストのための工夫を凝らした演出によって、より楽しんでもらえる結婚式を作れます。ここでは、待合室・ゲストテーブル・披露宴会場で、どのような演出ができるかご紹介します。
結婚式場の待合室での演出
「結婚式は遅れてはいけない」と、早く会場に着いているゲストが多いでしょう。受付を済ませると、待合室で20~30分待つことになります。そこで、ゲストを退屈させないためにおすすめの演出を2つご紹介します。
待合室にインスタントカメラを置いておく
その場で現像できるインスタントカメラを置いておくのが、おすすめです。撮ったらすぐに写真を見ることができるので、盛り上がること間違いなし。
さらに、待合室にペンと、現像した写真を飾るコーナーを用意しておけば、ゲストが写真にコメントを書き込んでその場で飾ってくれるでしょう。
待合室に新郎新婦の生い立ちの写真を飾っておく
カメラで写真を撮って盛り上がるのは、若い方たちが多いでしょう。そこで、年配の方たちに楽しんでもらうために、新郎新婦の生い立ちの写真を飾るのがおすすめです。
年配の方たちは自分が写真に写るよりも、写真を見るほうに興味があることが多いです。特に、結婚式に来ているわけですから、主役である新郎新婦の生い立ちの写真に興味を持つ方は多いでしょう。実祖父母であれば、孫の子供の頃の写真などを誰よりも楽しんでくれるでしょう。
ゲストテーブルにまつわる演出
次に、ゲストテーブルにまつわる演出について、2つ紹介していきます。
お土産となるものを置いておく
ゲストテーブルには、お土産となるものを置いておくとよいでしょう。
たとえば、テーブルナプキンにゲストのイニシャルを刺繍したり、テーブルグラスに名前を刻印したりしておく演出もあります。結婚式から帰った後も使えるので、ゲストから喜ばれることは間違いないでしょう。
費用を節約したいというのであれば、席札の裏にメッセージを残す演出がおすすめです。費用を抑えられるうえ、新郎新婦の感謝の気持ちが伝わります。
テーブルラウンドをする
お色直しの後には、テーブルラウンドの演出を取り入れることをおすすめします。各テーブルへ回って、参加してもらったことの感謝を伝えましょう。
しかし、新郎新婦がテーブルを回ると、新郎新婦が来るまでと去った後の時間に、ゲストが退屈してしまうのではないかという印象があるのではないでしょうか。そこで、最近人気となっているのが、テーブルフォトラウンド。テーブルフォトラウンドとは、新郎新婦がテーブルを回り、テーブルごとに写真を撮るという演出です。キャンドルサービスと違って照明を暗くしないので、新郎新婦が他のテーブルを回っているときは、ゲストは食事や歓談を楽しむことができるというメリットがあります。
披露宴会場で行う演出
最後に、披露宴会場で行う演出の中から、おすすめのものを2つ紹介していきます。
カラードリップケーキをする
ウエディングケーキの定番の演出と言えば、ケーキ入刀やファーストバイトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、最近では、カラードリップケーキという演出もじわじわと人気になってきています。
カラードリップケーキとは、ウエディングケーキに新郎新婦が共同作業でソースをかけるというもの。定番のケーキ入刀やファーストバイトに比べて、まだあまり見かけない演出なので、これから何が始まるのかと、ゲストもワクワクしながら注目してくれるでしょう。
中座の間は生い立ちムービーを流す
主役のいない、中座の間はゲストが退屈しやすいタイミング。ゲストに退屈させないためにも、何か演出をしたいと考える新郎新婦がほとんどです。
そこで人気なのが、新郎新婦の生い立ちを描いたムービーを披露する演出です。自分たちのことをもっと知ってもらうきっかけとなるでしょう。