海外・日本の縁起がいいプチギフトには何がある?

キャンディ クローバー ハンカチタオル プチギフト 縁起物

結婚式で使うプチギフトには「縁起物を選びたい」という方も多くいます。縁起がいいプチギフト、日本の縁起物と結びついたプチギフトを知り、プチギフト選びに役立てましょう。

そもそも「縁起」ってどんなもの?


そもそも縁起とは、寺社が創られた由来などが書かれたもののことを指します。縁起には兆し(きざし)の由来という意味も込められており、「良い兆し=良い縁起」は幸運を招き、「悪い兆し=悪い縁起」は不運を引き起こすとされ、「良い縁起を招くための物=縁起物」が重宝されるようになっていきました。慶事に取り入れられることの多い「縁起物」。プチギフトの慣習が日本でも取り入れられると「縁起」と結びつき、日本ならではの「縁起物」がプチギフトにも使われるようになりました。


海外で縁起がいいプチギフトってどんなもの?


欧米で伝統的なプチギフトの始まりといわれるのが「ドラジェ」です。アーモンドを砂糖やチョコでコーティングしたお菓子のことをいいます。イタリアの結婚式では、「子孫繁栄」、「長寿」、「幸福」、「健康」、「富」という5つの意味を込めて5粒配る習慣があります。ほかにも、「愛の果実」を象徴したリンゴや、「富や繁栄」を象徴したパイナップル、「幸せをすくう」という意味を持つスプーンなどが縁起物として知られています。縁起がいいという理由から、ハートや鍵、クローバーといった形もあしらわれていることが多いです。


日本の伝統と結びついた縁起がいいプチギフト


日本の縁起物の代表格である、鯛・だるまはプチギフトでも人気のアイテムです。おめで「たい」祝いごとに欠かせない鯛はどの世代にも人気があるため、キャンディやお饅頭といったお菓子から、生活雑貨のタオルやスポンジ、耳かきなどさまざまな種類があります。「倒れてもすぐに起き上がる」だるまも負けず劣らず、キャンディからタオルやポーチに至るまで種類が豊富です。
このほかにも日本の伝統的な縁起物は多くあります。「勝男武士」とかけられた、もしくは「雌節と雄節を合わせて夫婦一対とする」かつお節や「繁殖力の強さから、子供を授かるように」という意味を込めた子生婦(こんぶ)、「シワが寄るまで元気に過ごせるように」と長寿の願をかけた梅干し、「幸福のお茶=幸茶」とかけられた紅茶、「不苦労」とかけられたフクロウ、「末広がり」の扇子、「幸せの橋渡し」とかけられた箸などがあります。


〈 Preview All Next 〉