日本ではいつから始まった?プチギフトの歴史を知ろう

プチギフト 引出物

プチギフトの始まりは、紀元前のヨーロッパで行われた「幸せのおすそ分け」。欧米のさまざまなお祝いに用いるプチギフトは、いつごろ日本で始まり、どうして広まったのでしょうか?

プチギフトは海外から日本に伝わった「幸せのおすそ分け」


新郎新婦がゲストへ感謝を込めて手渡しするプチギフト。その始まりは、紀元前のヨーロッパで貴族たちが結婚や婚約、子供の誕生などの記念に配った「幸せのおすそ分け」です。特にアーモンドは1本の樹からたくさんの実をつけるので「繁栄の象徴」とされ、紀元前177年にローマの貴族がアーモンド菓子の「ドラジェ」をふるまったという記録もあります。

後にフランスの貴族社会で大流行したプチギフトは、キリスト教文化を背景に世界中に広まり、やがて日本にも伝えられました。

日本のウエディングでプチギフトが始まったのはいつ?


日本の結婚式や披露宴でプチギフトが始まったのは、ホテルウエディングが全国に広まった1980~1990年ごろ。ケーキカットやキャンドルサービスなどのセレモニーが定着するなかで、オリジナルな演出へのニーズが生まれ始めた時代です。

そこで、日本にも結婚式・披露宴のプロデュースを行う「ウエディングプランナー」という職業が生まれ、それまで定型のセレモニーにはないアイデアが導入されだしました。そのアイデアの1つがプチギフトです。

プチギフトはどうして日本で広まったの?


プチギフトを渡す演出が日本で広まった理由は、これまで手渡ししていた引出物をあらかじめ席に用意するのが一般的になったためです。引出物をお見送りの際に手渡しするのは、出席してもらったことへの感謝を1人ひとりに伝えられる貴重な機会でした。しかし、引出物をあらかじめ席に用意するようになってからはゲストと直接会話する機会も少なくなり、お見送りする際に、新郎新婦もゲストも寂しさを感じるようになりました。そこでプチギフトが注目されるようになったのです。

新郎新婦がゲスト1人ひとりとの大切な時間を彩るアイテムとして、今ではなくてはならないものになりました。

歴史を知ることで、プチギフトの大切さを感じていただけたことでしょう。ちょっとしたものでありながら、ゲストとの大切な橋渡しになります。結婚式は一生の思い出に残る晴れ舞台。新郎新婦にとっても、ゲストにとってもステキな思い出にしたいものですね。


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