日本国内のリゾート地で結婚式を挙げることを、国内リゾート挙式、あるいは国内リゾート婚と呼びます。「国内リゾート挙式ってなに?」、「国内リゾート挙式にかかる費用ってどのくらいなの?」といった疑問を抱いている新郎新婦もいらっしゃるかもしれません。そこで、そんな疑問を解決するべく、ここでは国内各地にある美しいロケーションのもとで挙式ができる、リゾート挙式について詳しく紹介していきます。これを参考にどのスタイルの結婚式をおこなうのか考えてみてはいかがでしょうか。
国内リゾート挙式とは?
国内リゾート挙式とは、その名の通り、日本国内のリゾート地で結婚式を挙げることです。人生にそう何度とない晴れの舞台を、ロケーションが美しく、非日常感のあるリゾート地でおこなえるというメリットがあります。同じリゾート挙式でも、海外ではなく国内であれば、ハードルは低くなるでしょう。海外挙式と比べると、旅費は抑えることができますし、移動時間も少なく済みます。このように日程面・費用面を考慮すると、友人ゲストを誘いやすくなるでしょう。
国内リゾート挙式では、10~30人規模での結婚式が多いです。家族に加えて、特に親しい友人を招待して、アットホームな雰囲気で結婚式を挙げられます。また、結婚式を終えた後は、家族や友人と一緒にリゾート地を観光する楽しみがあるのも、リゾート挙式ならではの特徴です。
国内リゾート挙式にかかる費用の相場はどのくらい?
国内リゾート挙式と一口に言っても、どこに住んでいてどのリゾート地で挙式するかによって相場が変わります。例えば、東京に住んでいる場合には、沖縄で挙式するよりも軽井沢で挙式するほうが安く済むでしょう。また、ゲストの人数によっても費用が変わってきます。ゲストにかかる交通費や宿泊費の一部もしくは全部を、新郎新婦が負担するのが一般的です。そのため、ゲストの人数によって費用が変わってくるのです。挙式するリゾート地やゲストの人数によって変わるとだけ言われてもイメージがつきませんから、いくつか具体的な例を紹介していきます。先に挙げた条件に合わせて、東京に住む新郎新婦が30人規模の結婚式を挙げる場合を考えていきましょう。この条件の結婚式を、軽井沢で挙げる場合には、200万円ほどが相場です。同じ条件で、沖縄で挙式する場合には、200万円~250万円が目安となります。
ご祝儀はどうなる?
ご祝儀をいただくかどうかは新郎新婦の考え方次第です。ご祝儀をいただいた場合には引出物と引き菓子を用意するのが礼儀ですので、忘れないように準備しましょう。ただし、ゲストが旅費を全額負担した場合には、ご祝儀をいただかないのが一般的です。ちなみに、ご祝儀をいただかない場合には引出物と引き菓子を渡さなくても構いませんが、プチギフトを用意しておくとよいでしょう。
国内リゾート挙式で人気の場所はどこ?
国内リゾート挙式もよいなと検討されている新郎新婦のために、国内リゾート挙式で人気の場所を紹介します。それは、軽井沢と沖縄です。まずは軽井沢。観光地としても有名な軽井沢には、たくさんの教会があり、“教会の街”とも呼ばれています。都内からもアクセスがよく、移動に時間がかからないのでゲストもスケジュール調整しやすいというメリットがあります。そんな好立地にあるのに非日常を味わえる軽井沢は、国内リゾート挙式として最適でしょう。次に、沖縄です。「リゾート挙式と言えば、海と砂浜!」と考えている新郎新婦も多いはずです。オリジナルな結婚式を挙げたい場合には、本島ではなく、石垣島や宮古島といった離島での挙式も考えてみてはいかがでしょうか。
2つの人気リゾート地を挙げましたが、その他にも、自然豊かで開放感のある挙式を実現できる北海道、清々しい高原リゾートの那須、ゆったりとした温泉地の伊豆も人気です。
いかがでしょうか。国内リゾート挙式について、その概要と費用、人気地を紹介してきました。これを参考に国内リゾート挙式も候補の1つとして、後悔のない結婚式のスタイル選びをしてみてください。