パートナーの両親に結婚挨拶に行く際、押さえておきたい5つのこと

マナー 結婚準備

「この人なら大丈夫!」と思ってもらうために・・・

プロポーズされたら、さあ結婚♪といきたいところですが、忘れてはならないのがお互いの両親へのご挨拶ですよね。

娘や息子の結婚は、これまで大切に育ててくれた両親にとっても大きな喜びです。けれど同時に少なからず不安もあるもの。結婚のお相手はどんな人だろう?自分の子供を幸せにしてくれる人だろうか・・・?親なら誰でも思うことです。

そこで相手のご家族に「この人なら大丈夫!」と安心してもらえるよう、ご両親への御挨拶時に押さえておきたい5つのことを紹介したいと思います!

1.結婚挨拶に伺う日程は、とにかく相手の都合に合わせて決めること!

まずは挨拶に伺う日程を決めなければなりません。当然ですが、このときはご両親の都合を優先しましょう。ご両親の都合を伺ってから自分たちの予定と調整して、訪問の2週間前には日時と時間を決めましょう。
特に指定がない場合、時間帯のオススメは午後の2時からなど食事の時間を避けた時間です。相手のご両親に食事などの余計な気を遣わせないで済みますし、落ち着いて話ができますよ♪

2.第一印象は大事!身だしなみの気になるポイント!

結婚の御挨拶なので、あるがままの自分を見てもらいたいから、いつもの姿で勝負!・・・では×。
見た目は思っている以上に大事。きちんと身だしなみを整えて、これから結婚して末永くつきあっていくパートナーのご両親に、少しでも良い印象を持ってもらいたいですね。

身だしなみのポイントは「清潔感」、そして「硬派」です。結婚挨拶に行く際に自分のこだわりを主張する必要はありませんので無難にまとめましょう。

押さえるべきポイントはこちら

男性 女性
ヘアスタイル 茶髪や長髪は避けたほうが無難。ボサボサはもちろんNG 長い髪はすっきりまとめて。短い髪も、ピンでとめたほうが清潔感UP!
無精ひげは不潔に見えるので剃っておこう ナチュラルメイクが基本です。派手なグロスなどは×
服装 パリッとした黒や紺のスーツを!ヨレヨレはだらしなく見えます スーツかワンピースなど上品でフォーマルなものが◎。露出度の高い服装は、親世代にはタブー!
汚れたままは論外。きちんと磨いておこう!靴下に穴が開いてないかもチェック! 素足は避け、ヒールの高すぎないパンプスを。ミュールやサンダルはカジュアルすぎてしまうので×

パートナーのご両親に「この人なら、きちんと生活していける」と感じてもらえるよう、結婚の御挨拶にふさわしい、社会人として常識ある服装を心がけましょうね♪

3.ご両親に喜んでもらえる手土産を!

ご両親には手土産を持参しましょう。ここでの手土産は、「結婚の御挨拶をする時間をわざわざ設けてくださることへのお礼」の意味合いがあります。

いくらくらいのものがいいの?

安すぎず高すぎず。相場としては3000円~5000円くらいと言われています。

何を持っていけばいいの?

一般的にはお菓子や、お酒好きな方にはお気に入りの銘柄のお酒でも。パートナーのご両親が好きなものを事前に確認しておくといいですね♪
自身の出身地の名産などがあれば持っていくのも、話のネタにもなるのでおすすめです!

どこで買えばいいの?

必ずしも有名店で買う必要はありませんが、信頼のおけるお店のものがいいですよね。ただし、挨拶に行く実家の近所のお店で買うのは避けて。「行きがけについでに買った」という印象を持たれてしまいかねません。

いつ渡せばいいの?

渡すタイミングとしては、席に座る前か、席に着き少し落ち着いてからがいいようです。緊張のあまり慌てて玄関先で渡さないように!

余談ですが、賞味期限があまり早すぎるものは避けたほうがよい、とか食べ物なら小分けにされていて相手のご家族の人数分の個数があったほうがよい・・・などということもよく言われています。
いずれにしても相手のご家族のことをよく考え、心をこめて用意したものであれば、きっと喜んでもらえると思いますよ♪

4.会話のマナーに気をつけよう!

初対面の場合はもちろん、顔見知りであっても、くだけすぎた会話や話し方はNGです!

特に気をつけたいのは、ご両親の呼び方。パートナーのご両親を呼ぶときは「〇〇さんのお父様、お母様」と呼びましょう。うっかり「お父さん」なんて声をかけたら、「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」なんてドラマさながらの展開になってしまうかも?

また相手の彼、彼女のことは「さん」付けで呼びましょう。ご両親にとっては大切な子供ですから、いくらこれから結婚する相手であろうと、目の前で呼び捨てにされたりすることは良い気持ちはしないものです。

5.結婚したい!という真剣な気持ちを伝える挨拶を

結婚挨拶は、まず女性側の両親へするのが一般的ですね。その際にはストレートに「○○さんと結婚させてください」や「結婚を許していただけないでしょうか」とお願いする言い方が、誠実な気持ちが伝わりそうです。

よく耳にする、「お嬢さんをください」というフレーズは、「娘は物ではないぞ!」とご両親の反感をかう可能性アリなので注意が必要です!

ただし以上のことはあくまでも定型文であり、何よりも大切なのはご両親に真摯に自分の言葉で意思を伝えることです。
そして忘れてはならないのが、その姿を彼女も横で見ているということ。はっきりと誠実に心からの気持ちを伝えてくださいね。

まとめ

結婚を決めたパートナーのご両親へ挨拶に行く際の注意点を5点挙げましたがいかがでしょうか。

日程調整の仕方、身だしなみ、言葉遣いなど、当たり前のことの様ですが、事前に確認しておけば安心ですね。
また、手土産の注意点、挨拶の内容などは慣れないことかもしれませんが、大切なパートナーへの誠実な気持ち、またそのご両親に感謝の気持ちがあれば難しいことではないですよね。

お二人の結婚や、その後の結婚生活がスムーズにいくためにはご両親や家族の協力がなくてはなりません。ぜひご参考にしていただければと思います。


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