お色直しは何回にすればよい?

お色直し 披露宴 演出

結婚式のお色直しって?

新郎新婦が衣装を変えて再入場するお色直しは、会場の空気を一新できます。華やかなお色直しはゲストが期待している演出の1つでしょう。
しかし、お色直しの回数を増やせばゲストが喜ぶというわけではないのです。お色直しをする際には、会場から抜けて着替えることになります。主役のいない時間が長くなればなるほど、ゲストは退屈してしまうでしょう。

ここでは、何回お色直しをすればよいかという疑問に対する答えを中心として、お色直しについて詳しく説明していきます。

結婚式のお色直しは基本的に1回

新郎新婦が中座(ちゅうざ:途中で席を外すこと)する時間が長いと、ゲストが手持ち無沙汰になってしまいます。
昨今は、ゲストが退屈しないようにという、おもてなしの気持ちから、中座の時間を短くしようとする傾向にあります。そのため、ひと昔前までは2~3回お色直しするのが主流でしたが、最近ではお色直しは1回が一般的となっています。

お色直しにかかる平均時間

お色直しにかかる平均時間は、着替える服によって変わります。ウエディングドレスからカラードレスに着替えるなら通常は15~20分です。和装に着替える場合は、20~30分かかってしまいます。

服の種類だけでなく、髪型によってもかかる時間が変わってきます。そのため、中座時間をなるべく短くしたい場合は、衣装や髪型を選ぶ際にその希望をスタッフに伝えるとよいでしょう。
ただ、一生に何度とない晴れ舞台なので、自分の着たいと思う衣装を優先させてもよいのではないでしょうか。

中座は新郎新婦やゲストが一息つける時間でもある

中座の時間を短くすべきなら、いっそのことお色直しをしないのはどうかと考える方もいるのではないでしょうか。
たしかにウエディングドレスは、なかなか着る機会もないので長く着ていたいというプレ花嫁さんもいらっしゃると思いますし、おもてなしが大切なら中座しない方がよいのではないかという考え方もあるでしょう。しかし、中座は新郎新婦やゲストが一息つくことのできる大切な時間でもあるのです。
結婚式中、注目を浴び続けている新郎新婦にとっては気を緩められる時間となります。一方、ゲストとしても新郎新婦が会場にいるときは、何かと緊張感があったり、なんとなく遠慮して席を立ちづらかったりするものです。トイレに行ったり一息ついたりすることのできる中座の時間は双方ともに必要です。そのため、1回はお色直しを入れるとよいでしょう。

お色直しを複数回行いたい場合は?

当日に着たい衣装がいくつかあり、複数回お色直しをしたい場合は、少しでも中座時間が短くなるよう工夫をしましょう。
たとえば、和装への着替えよりもドレスへの着替えの方が時間はかからないので、和装で登場してお色直しでドレスに着替えれば、中座の時間を減らせます。また、挙式と披露宴の間にお色直しを行えば、中座の回数を減らせます。他にも、控え室が近い会場を選ぶことで中座の時間を短くしたり、新婦がお色直しのため中座しているときも新郎が残りゲストをおもてなしするのもよいでしょう。新婦が複数回お色直しをする場合でも、新郎はあまり何度も行わない、またはごく短時間で行うのが一般的です。

 


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